- 毎朝、お弁当を作る時間がない!
- 毎日コンビニのお弁当じゃ飽きる…
- ランチを外食にすると高い!
毎日のランチタイムに、栄養があって、節約もできる手作りお弁当を食べられたら嬉しいですよね。
でも出勤前は毎朝バタバタ…自分のお弁当を毎日作るのは大変です。
忙しくても、毎日のお弁当を簡単に用意する方法…それは、お弁当をまるごと作り置きすることです。
おかずもご飯もお弁当箱に詰めて、まるごと冷凍してしまう、それが手作りの冷凍弁当です。
手作りの冷凍弁当は、美味しい・栄養が取れる・時短できる・節約できる、と良いことずくめ。
「お弁当の冷凍」と言うと、お弁当に詰めるおかずだけを冷凍することをイメージすると思います。
でもまるごと冷凍弁当は、おかずもご飯も詰めて、お弁当箱ごと冷凍してしまいます。
まるごと冷凍弁当を用意しておけば、朝、出かける前に冷凍庫からお弁当箱を出して、カバンに入れるだけ!これなら、朝が忙しくても、毎日お弁当を持って行けますよね。
もちろん、冷凍弁当を作る手間はかかりますが、まとめて作り置きして冷凍するので、毎朝お弁当を作るよりも時短にもなりますよ。
もちろん、冷凍弁当に向いているおかずもあれば、不向きなおかずもあります。冷凍しても美味しいおかずを知っていれば、簡単に美味しい冷凍弁当を作ることができます。
ここでは、忙しいワーママでもできる、冷凍弁当の作り方についてまとめました。
手作りの冷凍弁当ってどうやって作るの?
手作りの冷凍弁当は、お弁当箱におかずとご飯を詰めて、お弁当箱ごと冷凍庫に入れて冷凍します。
まずお弁当箱やタッパーを用意します。お弁当箱選びのポイントは下の3点です。
- 冷凍できる
- レンジで加熱できる
- コンパクトなサイズ
フタをしたまま冷凍できて、食べるときはレンジ加熱できるお弁当箱を選びます。できればシンプルな形で、コンパクトサイズだと、冷凍庫の中で場所を取らないのでおすすめです。
例えば月曜日~金曜日の分まで冷凍弁当を作り置きする場合、5個のお弁当箱を冷凍庫に入れるので、かさばるお弁当箱だと困りますよね。
食洗機を使っているなら、食洗機対応のお弁当箱だとなお良いです。
お弁当箱を用意したら、冷凍しても美味しいおかずと、ご飯を詰めて、冷ましてからまるごと冷凍します。
冷凍ムラを防ぐために、おかずもご飯も均一な厚みで詰めるのがおすすめです。また、薄いタイプのお弁当箱なら、速く冷凍できて、解凍もスムーズですよ。
あとは出かける前に冷凍庫から出して、食べる前にレンジで温めてからいただきます。
お弁当を冷凍してから持ち運ぶので、移動中にお弁当の中身が寄ったりつぶれたりしません。また、夏場のお弁当が傷みやすい季節でも、より安心に手作りのお弁当を持って行けます。
冷凍弁当に使える容器
冷凍弁当をまとめて作るには、冷凍できるお弁当箱が複数必要です。
冷凍できて、レンジで温められて、さらに食洗機対応だとなおさら便利です。コンパクトサイズだと、冷凍するときに場所も取りません。
冷凍弁当を作る時におすすめのお弁当箱をご紹介します。
パッキン付きで仕切りがしっかりしているフードマンは、薄型で詰めやすく、冷凍しやすいお弁当箱です。
フードマンは冷凍せずに普通のお弁当箱として使う時も、立てて持ち運べるお弁当箱です。
600mlのサイズなら、男性でも女性でも使いやすいサイズです。
男性向けに、800mlのサイズもあります。
少なめが良い女性や、子供用に400mlもあります。
また、シンプルな一段のお弁当箱も、おかずが詰めやすく、冷凍庫で場所を取らないので使いやすいです。
冷凍弁当は、専用のお弁当箱を買わなくても、自宅にある冷凍できるタッパーでも作れます。
まずはタッパーで冷凍弁当を作ってみて、自分が作りやすいサイズのお弁当箱を探すのも良いですね。
冷凍弁当に入れられるおかず
冷凍弁当にはどんなおかずが入れれば良いのでしょうか?食材によっては、冷凍すると味や食感が変わって、美味しく食べられないものがありますよね。
一番大切なのは「水気が少ない食材を詰めて冷凍する」ということです。
水気が多い食材を冷凍すると、解凍したときに水分が出てしまい、味や食感が変わりやすいのです。水気が多い食材は冷凍弁当に不向きなんですね。
冷凍弁当には水気が少ない食材を選んで詰めましょう。
冷凍弁当に入れやすいおかず
水気が少ないおかずが冷凍弁当に向いています。
- お肉のおかず全般(水気の少ないもの)
- 魚ならフライ系、竜田揚げ、焼き魚
- 冷凍に向いている野菜
- 切り干し大根
- ひじき
- きんぴら
上のような、水気が少なく、食感がしっかりした食材が向いています。
冷凍に向いている野菜では、ほうれん草、ピーマン、ブロッコリー、人参などが挙げられます。お弁当の彩りにも良いので、野菜のおかずをまとめて作って冷凍すると便利ですね。
冷凍弁当に不向きな食材
一般的に冷凍に不向きと言われている食材(じゃがいもなど)や、水気の多い野菜や果物は、冷凍弁当に入れない方がいいでしょう。
冷凍弁当に入れない方がよい食材をまとめました。
- 水気の多い野菜・果物
- 柔らかい葉物の野菜(キャベツ、レタスなど)
- じゃがいも(しっかりつぶしたら冷凍できる)
- ゆでたまご
- 豆腐(食感が高野豆腐のようになる)
- 春雨
キャベツやレタスは冷凍→解凍すると水分が出てベチャッとしやすいです。
じゃがいもはマッシュポテトにすれば冷凍できます。卵も、卵とじや、炒り卵にすれば冷凍できます。
パスタも入れられる
パスタも冷凍できるので、冷凍パスタ弁当もおすすめです。
パスタを冷凍するときのポイントは下の3点です。
- 固ゆでにする
- 茹でたらすぐに冷水で冷やす
- サラダ油をまぶす
パスタを茹でてサラダ油をまぶしたら、味付けしてお弁当箱に詰めて冷凍できます。また、麺だけ冷凍しておき、レトルトのソースと一緒に持っていき、食べる前に味付けすることもできます。
パスタをまとめて茹でて、おかずとして詰めれば、お弁当のバリエーションも広がります。
サンドイッチも入れられる
サンドイッチ用のパンに薄くバターやマヨネーズを塗り、水分の少ない具を挟んで冷凍すれば、冷凍サンドイッチ弁当も作れます。
冷凍サンドイッチを作る時のポイントは、パンは2枚ともバターやマヨネーズを塗り、具の水分がパンにしみこまないようにすることです。
冷凍しやすいサンドイッチの具は、ハム、たまごサラダ(良くつぶしたもの)、クリームチーズ、ジャムです。
レタスは水分が出やすいので、冷凍サンドイッチには向いていません。
サンドイッチは5時間ほど自然解凍するだけで食べられるので、レンジが使えない時の冷凍弁当にも良さそうです。
実際にこんな冷凍弁当があります
実際に、先ほどおすすめのお弁当箱で挙げたフードマン600mlで冷凍弁当を作ってみました。
フードマンは薄型で、汁漏れしにくいパッキンがついたお弁当箱です。冷凍できて、フタを外せばレンジで温められます。
フタを開けると、中が3つに分かれていて、仕切りも1つ付いています。
平日5日分の冷凍弁当をまとめて作ってみました。
まず、お弁当箱にパストリーゼ(アルコール除菌スプレー)を吹き付けて(裏にもかけています)、乾かしておきます。
5日分のお弁当を詰めました。私は毎日同じお弁当でも気にならないのですが、日替わりでおかずを変えたい場合は、種類を変えて5日分詰めると良いですね。
しっかりとフタを閉めて、お弁当箱ごと、まるごと冷凍します。
冷凍したお弁当は、食べる当日に解凍します。
フタを外して、レンジで温めたらいただきます!
冷凍→解凍して食べると、食感や味が変化するのが心配でしたが、思ったよりも変わりなく、美味しく食べられました。
やはり作る時のポイントは、下の2点でした。
- 水気の多い食材は入れない
- 柔らかくて食感が変わりやすい食材は入れない
たとえ毎日同じ中身でも、手作りのお弁当が食べられるのは嬉しい!
また別の週にも一週間分の冷凍弁当を手作りしました。
お弁当のおかずを5回分まとめて作り、お弁当箱に詰めていきます。
冷凍シュウマイも、冷凍のまま入れてみました。
フタをしたら、お弁当箱ごと、まるごと冷凍します。
朝、出かける前に冷凍庫から出して、凍ったまま持っていきます。
お昼に出してみると、まだ一部は凍っていました(2月)。
ふんわりラップをかけて、レンジで温めると、ほかほかの手作りお弁当です!
おかずの水気を切って詰めているので、ベチャッとせず、美味しく食べられました。
また、インスタグラムにも色とりどりの冷凍弁当がアップされています。
冷凍すると、お弁当の中身が見えにくくなるので、お弁当の中身が違う場合は、ふせんなどでメモを付けておくとわかりやすいですね。
おかずの種類も多くて、彩りも綺麗な冷凍弁当です。
冷凍弁当を作るメリット
冷凍弁当を作るメリットはたくさんあります。
まとめて作り置きできる
朝は忙しくて時間がない場合でも、冷凍弁当なら週末に作り置きすることができます。
忙しいママの中には、平日のための作り置きおかずを週末に作る人も多いと思います。
作り置きおかずの準備と一緒に、冷凍弁当のおかずも用意してしまえば、平日の朝は何もしなくても、毎日美味しいお弁当を食べることができます。
毎朝、1回分ずつお弁当を手作りするのは、時間も手間もかかります。でも、週末の作り置きなら、時短でお弁当を作ることができますね。
手作りのおかずで栄養が取れる
朝はお弁当を作る時間がないから、平日のお昼は外食やコンビニ弁当になってしまう…。毎日外食すると、飽きることもあるし、お金もかかりますよね。
手作りの冷凍弁当なら、自分の好きなおかずを作って入れられます。栄養バランスが良くて、リーズナブルなランチを食べられます。
私も実際に冷凍弁当を作っていますが、人参とお揚げの入ったひじきの煮物や、ブロッコリー、鶏の照り焼きなど、冷凍しても味が変わりにくく、美味しく食べられました。
ゆとりのある時にまとめておかずを作るので、おかずの品数を多くすることもできます。栄養バランスの良いお弁当を作り置きして、節約もできるのは嬉しいですね。
持ち運ぶ時に傷みにくい
お弁当箱ごと、まるごと冷凍したお弁当は、解凍するのに時間がかかります。夏場の移動中も、保冷剤いらずで持ち運べます(もちろん、職場などに着いたら冷蔵庫に入れた方が良いです)。
凍ったまま持ち運ぶので、お弁当の中身が寄ったりつぶれたりしにくいのも嬉しいポイント。短時間の移動なら、お弁当箱を立ててバッグに入れても大丈夫です。
手作りの冷凍弁当は簡単に作れる!
ランチタイムにパカッとお弁当箱を開けると…色とりどりのおかずが入った、手作りの美味しいお弁当。美味しくて、栄養があって、しかも節約にもなる。
そんなお弁当が、毎日食べられたら嬉しいですよね。手作りの冷凍弁当なら、毎日簡単にお弁当が用意できます。
また、冷凍しておけば、作ったお弁当を今日食べなくても、明日のために取っておけます。
今日のお昼は○○のお店のランチを食べに行こう!△△のパン屋さんでパンを買おう!という日は、冷凍弁当を食べずに冷凍庫に入れておけばいいので、ランチの選択肢も広がりますね。
また、自分のためだけでなく、家族のお弁当に冷凍弁当を作るのもおすすめです。冷凍弁当を作っておけば、ママが不在の日のお昼ご飯に、子供にお弁当を用意しておくこともできます。
食べたいときに手作りのお弁当を食べられる、まるごと冷凍弁当はおすすめですよ。まずは家にあるタッパーなどで、冷凍弁当を作ってみてくださいね。