お家が狭くても、部屋の数が少なくても、すっきり気持ちよく暮らしたい。夫婦と小さい子供3人で暮らしている、実際の部屋の使い方を公開します。
私は、散らかって見えてもいいので、使いやすい暮らし方をしたいと思っています。インスタグラムで見かけるような綺麗な部屋ではないけれど、つるす収納などモノが使いやすい部屋を目指しています。
見た目よりも実用性重視の暮らし方について、工夫していることを載せていきます。
5人家族で3LDKの使い方
わが家は夫婦+子供3人の5人暮らし。子供は小学生~保育園児です。3LDK で75㎡のマンションに住んでいます。通勤に便利なので、駅から近いマンションを選びました。
3LDKの間取りは下の写真のようになっています。
(手書きの間取り図もどきですみません。細かい作り付け収納などは省いています。)
マンションによくあるタイプの横長リビングではなく、縦長リビングです。南側にバルコニーがあります。南向きのバルコニー側しか窓がないので、バルコニーに対して縦長の部屋が並んだ間取りとなっています。
また、独立した部屋は寝室のみで、他の部屋はリビングとつながっています。上の間取り図で、点線の部分は引き戸になっています。
引き戸を閉めれば3LDKですが、普段は全て開け放して1LDKのように暮らしています。
廊下がほとんど無く(玄関~リビングの間だけ)、部屋どうしがつながった間取りになっています。
ダイニングからリビングルームを向いた写真。引き戸を閉めるとコンパクトなリビングです。
引き戸部分はこんな感じで、3枚の扉が連なっています。
引き戸を開け放つと子供部屋。
部屋どうしが引き戸でつながった間取りの特徴
- メリット①どこにいても家族の気配が感じられる
- メリット②エアコン1つで空調管理できる
- メリット③お掃除ロボットが掃除しやすい
- デメリット:部屋がつながっているので個室が作りにくい
部屋がつながった間取りは、私は気に入っています。家のどこにいても、他の家族の気配が感じられるからです。子供が危ないことをしようとしても、すぐ気がつきます。
また、わが家には、エアコンはリビングと寝室の2つしかありません。寝室以外の部屋がつながっているおかげで、リビングのエアコンをつければリビング+子供部屋+ピアノ部屋の温度調節ができます。
また、わが家では毎日ルンバが活躍していますが、部屋がつながっているので、リビング・子供部屋・キッチン・ピアノ部屋をまとめてお掃除できて便利です。
ルンバの上位機種なら間取りを覚えて、別々のお部屋を1つずつ掃除してくれるそうですが…。わが家のルンバは部屋全体をランダムに掃除する機種なので、つながっている間取りは掃除しやすくて便利です。
部屋どうしがつながっている間取りのデメリットは、個室が作りにくいことです。3人の子供たちが大きくなって、自分の部屋が欲しいと言われても、独立した部屋は1つしかありません。
1人1部屋は作ってあげられないけれど、みんなで暮らしていけるよう工夫しています。
家の真ん中にあるリビングダイニング
わが家はキッチン、ダイニング、リビングが縦長に並んでいます。また、リビングは、子供部屋とピアノ部屋ともつながっています。
リビング+ダイニングが12畳、子供部屋が6畳、ピアノ部屋は4.5畳です。これらをつなげて、大きい1部屋として暮らしています。7畳の寝室は独立していて、寝る時のみ使っています。
リビングダイニングの引き戸を閉めたところ。
普段は子供部屋の引き戸をあけてつなげています。
ダイニングテーブルから玄関側を見ると、玄関に続くドアと、インターホンと小物収納があります。
小物収納には、文具などこまごましたものを仕舞っています。
小物収納の下の扉のなかには、子供の学校・保育園の書類を仕舞っています。
ダイニングテーブルからテレビ側を見たところ。子供たちの衣類収納が並んでいます。
バルコニーに出られる窓はここだけなので、洗濯物を干すのもここから。乾いたら取り込んで、窓際の物干しポール(ホスクリーン)に掛けます。
物干しポールから外した洗濯物をたたんだら、すぐに子供の衣類収納に仕舞えるので便利です。
リビングルームに室内干しや衣類収納があるのは、見た目が良くないかもしれませんが、家事の動線を考えると時短になるし便利です。
子供の衣類収納の上には、小学生の娘の勉強道具や、子供たちの保湿クリームなどをカゴに入れて置いています。
ミニテーブルの下にはパソコン収納を置いています。ノートパソコンを収納しています。
年期の入ったテレビ台は、夫の学生時代のもの。
時計の下には、無印良品の壁に付けられる棚をつけています。植物や、子供の作品、写真を飾るのに使っています。
冬場は床がやや冷たいので、ジョイントマットを敷きます。
南向きの部屋は、春~夏は少し暗いですが、秋~冬はとっても明るい。子供も床でゴロゴロしてくつろいでいます。
キッチンはカウンターなしでコンパクト
キッチンの横には無印良品のユニットシェルフを置いています。最近はお花を飾る場所になっています。
カウンターキッチンへの憧れはありますが、わが家は壁付けキッチン。カウンターが無いので、週末に料理をたくさん作り置きする時に、料理の置き場所が足りなくなります。
そこで、コンロ上と、コンロ脇にラックを置いています。
コンロ上は吊す収納で、よく使うものは出しっぱなしです。ワンアクションで取れるとストレスがありません。
平日はあまりゆっくり料理ができないので、週末にまとめて作っています。
できあがった作り置きおかずは、コンロ上と横のラックに置けるようにしています。
見た目はすっきりしないのですが、吊す収納とコンロ上ラックはとても便利です。
また夫は鼻炎持ちで、毎日薬を飲んでいるのですが、薬を棚の中に仕舞うと飲み忘れます。そこで、コンロ上のラックにカゴを置き、薬をまとめて置いています。
薬を出しっぱなしにすると見た目にすっきりしませんが…薬をしっかり飲めるのなら、出しておく方がいいと思って、見えるところに置いています。
子供部屋~リビングをつなげて広く遊べる
子供部屋には、長女の勉強机と衣類収納、長男と次女のおもちゃ収納を置いています。
おもちゃ収納はニトリのカラーボックス。棚板の高さが変えられるので、収納するものが変わっても調節できて便利です。
ダンボールで作ったおままごとキッチンと、電子キーボードも置いています。
クローゼットの中には、子供のワンピースやアウターをハンガーに掛けて収納しています。
独立した寝室
寝室は、わが家でただ一つ独立した部屋です。すのこマットの上に、無印良品のマットレスを置いています。
ダブル+シングル+シングル布団の組み合わせで、5人並んで寝ています。
寝室のウォークインクローゼット。
クローゼットの中には、布団と、キャリーケースやアルバムを収納しています。シーズンオフのアイテム(扇風機、加湿器)も収納しています。
洗面所・お風呂
わが家は子供が小さく、洗濯物もたくさん出るので、洗濯前の衣類置きはスペースを多めに取っています。
洗濯機前に、無印良品のキャスター付きラックと、おむつ用のゴミ箱を置いています。
無印良品のキャスターラックの上には、無印良品のメッシュバスケットを置いていて、そこに脱いだ衣類を入れています。
キャスターラックの下段にはスタックストーのバスケットを入れています。翌日以降に洗濯するもの(おしゃれ着洗いしたいワンピースなど)は下段のバスケットに一時保管しています。
洗面台には、子供用の歯ブラシラックを置いています。セリアのワイヤーラックで作ったものです。
見た目はすっきりしないかもしれませんが、子供達が自分で歯ブラシを取って歯ミガキできるので便利です。
洗面台の上には、ティッシュ、保湿ローション、ミニサイズのゴミ箱も置いています。子供の手の届くところに置いているので、使いたい時に自分で取って使えます。
手洗い用のタオルは2カ所に置いています。大人は上のタオル、子供は下のタオルを使っています。
お風呂には浴室乾燥機能がついています。雨の日は、お風呂の物干しポールに洗濯物を干して乾燥させています。
セリアの吸盤フックをタイルに付けて、お風呂掃除グッズを掛けています。
玄関
上の写真には写っていませんが、普段はたたんだベビーカーも置いています。
壁には、無印良品の3連フックを付けていて、普段使っている子供のアウターはフックに掛けています。
外出前にすぐ着られて、帰ったらすぐ仕舞えるので便利です。
玄関ドア側から、部屋の中を見たところ。
正面は物入れ、右側はリビングルーム、左側は洗面所です。
物入れの中には、お米、洗剤、ティッシュ、おしりふきのストックを収納しています。
ストック類はなるべくここにまとめて、使い忘れのないように注意しています。ストックしている物が一目でわかるので、買いすぎや買い忘れも防げます。
トイレットペーパーはトイレの物入れに収納しています。
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モノが大好きだけど、すっきり住みやすい家を目指したい
ピアノ・タンスを置いている部屋に、大人の服を収納しています。その1部屋だけ、物が多い状態なので、現在はそこを片付けています。
子供が大きくなるにつれて、子供のモノが増えるのは仕方ない。子供のモノが増える分、私のモノを手放そうと試行錯誤しています。
いくらでもモノが仕舞える広い家もいいけれど、私は自分の持ち物をすっきりさせて、モノの管理がしやすい、暮らしやすい家を目指しています。
私はモノが大好きだけど、だからこそ、気に入ったモノ、使いやすいモノだけに囲まれた暮らしがしたい。
家族5人で、無理なく、すっきりした暮らしができるように、毎日が工夫の連続です。工夫することも楽しみながら、すっきりした部屋を作っていきます。